FP2級の学科試験を完全攻略する勉強法!合格できた具体的な過去問を使った勉強方法で合格点を達成せよ
合格点を達成することができた、FP2級の学科試験の勉強方法を紹介します。
合格点以上を達成できた私の勉強方法をすべてさらけ出して、
FP2級の学科試験を完全攻略します。
本記事を読む前に。
本記事はFP2級の学科試験攻略に向けた具体的な勉強方法を紹介していきます。学科試験合格への戦略(マインド志向)については以下の記事について紹介していますので、本記事を読む前に以下を読んでおいてください。
実技試験については別記事で紹介。
実技試験については以下の記事で効率的な勉強方法を紹介していますので参考にしてください。(学科試験についても少し触れています。)
学科試験を手早く合格するなら過去問を効率よく解く
FP2級の学科試験合格のための具体的な勉強方法について紹介します。
効率を考えれば、やはり過去問を解くことがスピーディーな合格方法です。
ただ、何も工夫せずに過去問を解いてはいけません。
私が過去問を解き、試験を受けた感想では、
学科試験の問題はかなり引っかけが多いという印象を受けました。
おそらく何も考えないで過去問を解いてしまうと、気が付かないかもしれません。
この引っかけに気づくには、以下を行う必要があります。
FP2級 攻略1:過去問は何回分も解くことで引っかけを予防する。
たとえば、今年度の第1回目を解くだけでなく、第2回目、そして前年度、前々年度と解いていきます。そうすると、あることに気が付くでしょう。
それは
同じ問題文だが、一部数値や単語が入れ替えられている
ということです。単純に問題文を見て「過去に解いたことがある問題だ」と思ってしまうと引っかかってしまいます。わかりにくく自然に、単語や数値が入れ替えられているのです。
そのため、問題文だけで判断せずに、特に数値や単語などにも気を配り、問題文が完全一致しているかを常に意識しながら問題を解かなければなりません。
そこで
勉強として過去問を解く度に、必ず問題文 – 単語 – 数値の3点セットでまとめて繋げて覚えておきましょう。
問題文は全体像だけで良いので一言一句覚える必要はありませんし、数値は問題で利用されているときだけで大丈夫なのでそこまで難しいことではありません。
FP2級 攻略2:過去問の1問ごとに4つの選択肢すべてを正誤問題として丁寧に解く
上記で伝えたとおり、問題文 – 単語 – 数値 のうち、単語・数値のどこかを入れ替えた状態で同じ問題が使われています。そのため、4つの選択肢はすべて過去問として再利用される可能性があります。
そのため、過去問を解くときはただ点数を取ろうとするだけでなく、4つの選択肢すべてを頭に刻みながら問題を解けば、単純に4倍のスピードで問題を解く力が身についていきます。
過去問を何年度・何回分も解いていくだけでも量が多いと感じるかもしれませんが、さらに4択すべてを丁寧に覚えながら解いていくことが大事です。
単語や数値が入れ替わっているため答えは毎回異なっていますが、いくつもの問題文が再利用されているので、1回解くたびに4択それぞれの問題文 – 単語 – 数値の3点セットを覚えていれば、かなりの割合で問題が解けるようになってくるはずです。
丁寧に4択を解くことで効率よく解いていけるようになります。
FP2級 攻略3:過去問1問あたり1分半を目安にタイマーで測り解く
上記で示した通り、過去問をいくつも解く必要があります。そのため、勉強で過去問を解く際は、点数などは気にせずに時間をかけないようにして解きます。
問題を解いているときは正誤がわからずに解いているので、何も身についていません。そのため過去問を解く時間は超スピーディーに解きます。
そのかわり、
答え合わせをする際に時間をかけて攻略1のとおり問題文 – 単語 – 数値の3点セットを覚えてください。
効率を考えると、過去問1回分の60問をまとめて、1分半ごとにタイマーで測りながらまとめて解いた後、答え合わせをしながら問題文 – 単語 – 数値の3点セットを覚えるようにすると良いでしょう。
※計算問題は1分半以上かけてもOKです。最大3分くらいまでに解ければ問題ないでしょう。
FP2級 攻略4:余裕があれば、過去問を2週以上解き、6割以上にする
攻略1~3までを行うことでかなり点数が稼げるようになるはずです。攻略4では、過去問で6割以上の点数を取れるまで同じ過去問を反復して解くことで以下を期待します。
- 合格に相当する実力の確認
- 本番に不安にならないよう合格点を取れるという自信をつける
ここまですることができれば、合格できるだけの力も自信もついているはずです。
私の解いた過去問の問題量
参考までに私の勉強量を暴露します。
私は試験までに直近7回分の過去問すべてを6割以上解けるまで勉強しました。
最初の5回分は正答率6割未満だったため2回ずつ解きました。
その結果、合計は7回プラス5回で12回分解いたことになります。
こうやって聞くとかなり勉強しているように見えますが、時間量で計算すると以下のようになり、そんなに特別多くの時間がかかっていないかと思います。
問題を解いた時間量:
60問 × 1問あたり1.5分 × 12回分 = 1080分( = 18時間)
答え合わせをしながら問題文 – 単語 – 数値の3点セットを覚えた時間:
60問 × 1問あたり5分 × 12回分 = 3600分( = 60時間)
実際には、問題は再利用されているのでこんなにも覚える必要はありません。だいたいの係数を予想して乗算してみると、以下くらいになるんじゃないかとおもいます。
60時間 × 0.6(係数) = 36時間
つまり合計勉強時間は、おおよそ以下になります。
問題を解いた時間18時間 + 答え合わせをしながら覚えた時間36時間 = 54時間
日数換算すれば、
- 1日2時間ペースで勉強したとすると、27日間
- 1日3時間ベースで勉強したとすると、18日間
になります。
つまり1か月も勉強しないで済むことがわかりますね。
全く金融とは専門外の人間の勉強量としては、効率が良いといえるのではないでしょうか。
FP2級は過去問を上手に解きながら合格を目指しましょう。
出し惜しみせずに、私のFP2の勉強方法すべてをさらけ出してみました。
最終的にはあなたに合った勉強法が1番ではあると思いますが、何か参考になれれば幸いです。
効率よく過去問を解いて、FP2級を攻略していきましょう。
実技試験については別記事で紹介。
実技試験については以下の記事で効率的な勉強方法を紹介していますので参考にしてください。(学科試験についても少しだけ触れています。)