PowerShellでファイルコピーやフォルダコピーするやり方【らくらく簡単】自動化も可能

PowerShellファイルコピーフォルダコピーするコマンド使い方をご紹介します。

コマンド1行を実行するだけで手軽にコピーすることができますし、シェルでの実行のため、定期的な自動実行処理としても利用できるのでとても便利です。

 

ファイルやフォルダをコピーする方法

以下のコマンドを実行します。

※同じファイル名やフォルダ名のものがある場合、強制的に上書きするので実行には注意してください。上書きコピーしない方法は、後述していますので下部を参考にしてください。

 

【コマンド】

Copy-Item コピー元のファイルパス コピー先のファイルパス コピー -Recurse -Force

 

【コマンドの使用例】

・tmpフォルダからcopiedフォルダにテキストファイルをコピーする場合

Copy-Item c:\tmp\a.txt c:\copied\ -Recurse -Force

 

・tmpフォルダからcopiedフォルダにa.txtファイルをb.txtファイルとしてコピーする場合

Copy-Item c:\tmp\a.txt c:\copied\b.txt -Recurse -Force

 

【コマンドの説明】

Copy-Item コマンドによりファイルやフォルダをコピーします。

オプションとして-Recurseを指定することで再帰的にコピーできます。また、-Forceを指定することで同じファイル・フォルダ名のものが存在する場合、強制的に上書きします。同じ名前のものが存在する場合に上書きしたくない場合は、-Forceオプションを指定せずに実行します。

 

【同じ名前のものが存在する場合に上書きしないコピー方法】

Copy-Item コピー元のファイルパス コピー先のファイルパス コピー -Recurse

【コマンドの使用例】

・tmpフォルダからcopiedフォルダにテキストファイルをコピーする場合(同じ名前のファイルが存在する場合は上書きコピーしない)

Copy-Item c:\tmp\a.txt c:\copied\ -Recurse

 

 

ファイルをシェルで自動コピーするような処理は利用機会も多いです。是非活用してみてださい。自動処理する場合はWindowsの標準機能であるタスクスケジューラにセットして自動実行してください。

 

Windows PowerShellの本

PowerShellを勉強するなら手元に本があるとなお便利です。