唯一の成功する方法

多くの人には、目標や夢があります。
小さい夢や、達成しがたい大きな目標などいろいろあります。

そういう目標や夢を達成できる人は読まないでください。
この記事は不要です。今回は、ある物事に成功したいのに
成功できない人へ向けて執筆します。

表題のとおり、成功する方法について考えます。

まずは、この記事にたどり着いたということは、
ミスや失敗をする原因、それに対する対応策を考えるなど
きっと前向きに解決しようと努力されている方なのだと感じます。

そのような真面目な方に是非成功してほしい。
少しでも力や気づきのきっかけになることができれば幸いです。

さて、ではどうすれば成功するか。

私は成功する唯一の方法は

「失敗し、学ぶこと」

だと思っています。

少しでも疑問が生まれた方は、成功に近い人と言えるでしょう。
以下に失敗から学ぶことが、成功する方法となるポイントを示します。

1.失敗をするということは実際に行動するということ。

失敗を恐れていて行動しない人に成功はありません。
ただし、もちろん無謀な挑戦をしていくのは止めてください。

例え失敗前提としても、その分の何かを得てやろうと考えたり、
リスクを考慮してやり直しがきくような手段を採用するなど、
難しい挑戦であったとしても常に次を見据えておくことが大事です。

2.失敗をしたということは、失敗をする確率をさげるということ。

たとえば、袋の中に100個のボールが入っている時、
99個がハズレ、1個が当たりのとき、ハズレを引き続ければ
どんどん当たりをひくことに近づきますね。確率の問題です。

3.失敗をしたということは、結果を得たということ。

失敗をしたということは結果を得たということです。
どういうものをインプットすることにより、どういうアウトプット(結果)が得られるか。
このきわめて重要な情報を得ることができます。インプットとアウトプットは
見えるものであったり、理解できるものです。
上手くいかないときは、たいてい何かが見えていなかったり、
わからないことが存在しています。まずは見える事、見えない事を整理するのも良いかもしれません。

失敗した時の情報は大きなアドバンテージとなるでしょう。

情報の増加、成功への確立上昇。
これらは単純に成功に近づく材料となります。

失敗するだけではたどり着くまで相当な時間がかかるでしょう。
成功するには失敗から情報を収集し、多くの気付きを体験してください。

原因を考え対策を立てることは重要ですが、
私は対策をたてることよりも、深層心理に気付くことが成功への第一歩だと思います。
深層心理に気付いた人は具体的な対策など立てる必要はないのではとも考えています。

たとえば北を向いていて、行く先は本当は南だと気付いたとき、
何も考えずに向きを変えますね。この時、今は北だから180度回転して南を向く
と対策をたててますか?

深層まで気付けば、自分が持ってい情報だけで、対策を立てるまでもなく自然と当たり前のように行動できる。これが私の考えです。現に私がなかなか課題が達成されないときに成功するときは、対策をいくつも実行するのではなく、深層や根本まで考えることが多いです。

もし原因からすぐに対策を考えようとしてる人は、対処や対策をたてようと
するのではなく、もっと自身と向き合い、深層心理まで考えてみてください。

最後に

ハインリッヒの法則はご存じでしょうか?
別名「1:29:300の法則」とも呼ばれています。

1件の大きな問題が生じたときには、
実は29件の小さな問題が既に生じており、
更にその背景には300件もの問題になりかねないヒヤリとする事象が存在している
ということを示した法則です。

1件の失敗が出たときには、多くの学ぶべき事象が隠れています。
それにいち早くたくさん気づき成功を阻止する要因を排除できれば
それだけ成功に一気に近づくことができます。

また、この比率は人と目標の関係性に対しても似たようなことが言えるものです。
たとえばわかりやすいように、成功を1億円稼ぐこととしてみます。このとき、

10000人の人がいたとき、まず1億円稼ぎたいと思った人は1000人。
1000人のうち、実際に行動した人は100人。
100人のうち、失敗から学んだ人は10人。
10人のうち、成功した人は1人。

世の中では成功した人にスポットがあてられますが、実は成功した人の裏には
まだたどり着いていない多くの人がいるのです。

こう考えれば、成功するためにすべきことは、まずは失敗するために
行動することだと気づくでしょう。